意識のステージと人間理解

潜在意識や自我についての知識があって

それらを実践に落とし込むことができている人は

周囲より一段高い意識のステージにいます。

 

 

 

人間関係がギクシャクしている人は、

だいたい、その原因を他人や環境のせいにしますが、

 

意識のステージが高い人から見れば、

その原因は一目瞭然です。

 

 

 

そして、高い人が低い人に

そのギクシャクの原因を説明しても

多くの場合、相手は理解できないでしょう。

 

 

 

自分の顕在意識こそが自分の意識の

すべてだと思い込んでいて、

 

自分の潜在意識が現実世界にどう作用しているのか

まったく分かっていないからです。

 

 

 

気にくわないことが起こると、

自我は自分の不快な感情を正当化しようと、

 

「あいつが悪い」「こいつが悪い」

と人や環境のせいにしようとしますが、

 

そういった仕組みが分からないのです。

 

 

 

ステージが高い人は自分より低い人を理解できますが、

低い人は高い人を理解できないようになってます。

 

 

意識のステージという目に見えない事実

がそこにはあるのです。

 

 

 

こうやって情報発信していると

忘れてしまいがちですが、

世間では潜在意識に対する理解がない人の方が

圧倒的多数を占めています。

 

 

 

僕はよく「人生のステージに年齢は関係ない」

ってことを言っているんですけど、

 

若いうちにこのことに気づいて、

自分の人生を自由に

創造していけるようになる人もいれば、

 

40、50、60歳になっても

相変わらず他人や環境のせいにして

自分に対して無責任な人生を送っている人もいます。

 

 

 

この気づきを得ることって、人生においては

本当に『紙一重』だと思うんですが、

 

そんなわずかな違いが

人生の奴隷として一生を過ごしていくか、

 

それとも、自由に人生をクリエイトしていくかの

明暗を分けるのです。

 

 

 

理想論を言えば、みんながこういった知識を

共有しあって、お互いを高め合いながら

生きていければいいんですが、

現実問題、それは厳しいわけです。

 

 

 

超情弱層というのは、この先、もう人生のステージ

が上がることはないだろうっていう位、

ステージが低いところをぐるぐると回り続ける

という悲劇のパラダイムに掴まっています。

 

 

 

人によっては、苦しみや失敗の経験から

このことに気づく人もいますが、

それはやはり少数派なわけです。

 

 

 

潜在意識や自我の仕組みを学ぶことって、

意識のステージをあげる鉄板の方法だと思います。

 

 

 

 

人生経験がまだ少ない中学生や高校生で

理解できる人は少ないだろうけど、

 

少なくともこうした知識を学校で教えて、

頭の片隅にでもアンカリングしておくことができれば、

 

それは歳を重ねるごとに、

三角関数や微積分なんかよりも

はるかに役立つものとして効いてくるはずです。

 

 

 

別に専門家や研究者レベルになる必要はないし、

潜在意識や自我の仕組み、それに認知科学や心理学

についての基本的な知識を得ることって、

別にそんなに難しいことではないですから。

 

 

 

 

そうすれば、鬱になる人も減ると思うし、

ましてや自殺者数なんか激減すると思うんですけどね。

 

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